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15歳以上の猫の約80%が慢性腎臓病と言われているように、猫にとって腎臓病は天敵です。
しかし、東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センターの宮崎徹教授が治療薬を開発しているということが報道され、いま話題となっています。
宮崎教授によると、もし治療薬ができれば猫の寿命が最大30年になる可能性もあるそうです。
この治療薬に大きく関わってくるのが「AIM」というタンパク質。
宮崎教授がAIMを発見したのは20年前。それから研究を積み重ねた結果、AIMには腎臓の働きを改善することが分かりました。
簡単にいうとAIMは腎臓に溜まるゴミを取り除く動きをします。
腎臓にゴミが溜まると炎症し、腎臓病に繋がるのですが、人間の場合はAIMが働いてくれます。
しかし、猫は先天的にAIMが機能していないので腎臓病になりやすいのです。
逆にいえば、AIMを目覚めさせれば働いてくれるので、猫が腎臓病になるリスクが減るということ。
宮崎教授が発見した猫のAIMを活性化させる成分は、果物のドリアンから抽出でき、その成分を含んだ治療薬を投与すれば腎臓病が治る可能性も高くなります。
また、その成分を含むキャットフードが開発されれば、生まれた直後から猫に食べさせるだけで将来的に腎臓病にならないという可能性も。
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このニュースが報道された瞬間から、東京大学基金には約1億5,000万円を超える寄付があり、それだけ腎臓病を治して欲しいという飼い主が多いということが分かりました。

腎臓病を患っている猫のための餌(和漢みらいのキャットフードやロイヤルカナンなど)は既にありますが、AIM活性化成分入りの餌が商品化されれば物凄いことになることは間違いなしですね!
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