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猫コロナウイルスは人間にうつる? どんな症状がでる?

猫

新型コロナウイルスが世界中で流行し、大変なことになっていますが、猫コロナウイルスをご存知でしょうか。

猫コロナウイルスは人間には感染しないですが、ネコからネコには感染するので、多頭飼いをしている方は注意したほうがよいでしょう。

この記事では「猫コロナウイルスは人間にうつる? どんな症状がでる?」と題して、猫コロナウイルスについてご説明します。

コロナウイルスとは?

コロナウイルスは風邪の原因となるウイルスです。

1015%の人はコロナウイルスが原因で風邪をひき、冬は35%の人(特に幼児)が感染すると言われています。

コロナウイルスによる風邪の多くは軽症ですが、サーズやマーズのように高熱となり、亡くなるケースもあります。

SARS(サーズ)

2002年に中国南部で発見された「SARS-CoV」はキクガシラコウモリが自然宿主。死者数は60人以上、患者数は1,600人以上と報道されています。

MERS(マーズ)

2012年に発見された「MERS-CoV」はヒトコブラクダに風邪の症状を起こすもので、「MERS」がヒトに感染すると重症の肺炎となります。

感染源はサウジアラビア説が濃厚ですが、よく分かっておらず、感染方法も不明。薬や治療方法もありません。

新型コロナウイルス

2019年12月に中国の武漢で新型コロナウイルスが見つかり、今年に入って感染が広がりました。WHO(世界保健機関)は「2019-nCoV」と定義しています。

中国の広東省でヒトからヒトに感染したことが確認され、新型コロナウイルスに対しての治療法は今のところ見つかっていないですが、抗ウイルス薬を使うことはできるそうです。

新型コロナウイルスは日本、オーストラリア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、台湾、タイ、ベトナム、カナダ、アメリカ、ドイツなど世界中に広がりました。

猫コロナウイルスとは?

猫コロナウイルス「FCoV」は大きく2つに分けられます。

猫腸コロナウイルス「FECV」

猫伝染性腹膜炎ウイルス「FIPV」

この2つは非常に似ているので区別するのが難しいです。

特に猫伝染性腹膜炎ウイルスは、致死性が非常に高い猫伝染性腹膜炎という病気を発症させる可能性があります。

どこで猫コロナウイルスにかかる?

他の猫から猫へ感染するのが猫腸コロナウイルスで、世界中の猫の80%が感染しているそうです。

猫伝染性腹膜炎ウイルスは、他の猫から感染することはないですが、猫腸コロナウイルスが突然変異して発生すると専門家たちは考えています。

猫コロナウイルスの症状

猫伝染性腹膜炎を発症すると、腹膜に炎症が起こります。

猫伝染性腹膜炎には大きく分けて2つのタイプがあり、どちらも初期症状は発熱・食欲低下などなので気づきにくいです。

そのため治療が遅くなり、すぐに亡くなってしまうケースもあり、猫伝染性腹膜炎は致死率が高いウイルスです。

ウェットタイプ

体重減少・元気減退・発熱等の症状とともに、文字通りお腹や胸に水が溜まり(お腹に溜まった場合は腹水、胸に溜まった場合は胸水と呼ばれます)、腹水や胸水が肺を圧迫することにより呼吸困難などの症状を起こします。病原性が高く、多くの場合、兆候が見られてから2か月以内に死亡してしまいます。

出典:猫との暮らし大百科

ドライタイプ

体重減少・元気減退・発熱等の症状とともに、眼にぶどう膜炎や虹彩炎などの症状を起こしたり、脳内に炎症を起こし、マヒやケイレンなどの神経症状を起こします。その他、腎臓や肝臓・腸にも異常が現れることがあります。ウェットタイプに比べ、やや慢性的な経過をたどる傾向がありますが、これもまたほとんどの場合は、致死的です。

出典:猫との暮らし大百科

猫コロナウイルスの予防法

現在のところ、猫コロナウイルスを予防できるワクチンは開発されていません。

猫コロナウイルスは猫から猫へと感染するので、猫は外に出さず、新しく猫を迎える場合は検査をしましょう。

猫伝染性腹膜炎が引き起こされる仕組みは現在のところ不明ですが、ストレスや免疫異常疾患などが原因とされています。

猫伝染性腹膜炎の発症率を多頭飼と単頭飼で比較すると、多頭飼いの方が非常に高い確率で患うというデータが出ています。

多いのは、2匹目を飼い始めて翌月に1匹目の猫が猫伝染性腹膜炎を発症したというケースです。

これは、新しく家族の一員になった猫によるストレスが原因と考えられます。

猫コロナウイルスの治療法はある?

猫伝染性腹膜炎の治療は、症状の血管炎を抑えることで症状が一時的に軽くなるので、強い抗炎剤のステロイドが治療の基本となり、抗生剤も併用されます。

ウイルス疾患なので抗ウィルス剤のインターフェロンの効果もあります。

しかし、一時的には症状が軽くなっても、再発して亡くなるというケースが多いのが現実で、症状の軽い期間をどれだけ延長できるかという治療になってしまいます。

症状の再発はドライタイプが多く、再発した場合はステロイドも効かないそうで、多臓器不全で亡くなってしまいます。

1〜2年生きたという猫もいるそうですが、再発は防げないようです。

【まとめ】猫コロナウイルスは人間には感染しない

新型のコロナウイルスが発生し、猫にもコロナウイルスがあるということで、心配になっている飼い主の方も多いと思います。

ただ、猫コロナウイルスは人間には感染しないと言われているので、そこは心配しなくても大丈夫だと思います。

とにかく猫は室内で飼うようにし、ストレスを与えないようにしましょう。

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