総合栄養食のチキン&ラムフィースト、ラム&キングサーモンフィースト、ビーフ&ホキフィーストと、栄養補助職のラムグリーントライプを購入しました。
今回は王道のチキンが入っているチキン&ラムフィーストをレビューします。
K9ナチュラル社はキャットフードとドッグフードを販売していますが、特徴的なのが一般的なドライフードではなくフリーズドライを売りにしているところです。
フリーズドライに水を含ませるとウェットフードになるのですが、これをK9ナチュラル社は生食と表現しています。
ニュージーランド産
肉類99%以上使用
非加熱フリーズドライ製法
ペットの非常食
穀物類&人工添加物不使用
ドライでありウェットフード
フィーラインナチュラルをレビュー
早速レビューから。
例えるならば宇宙食みたいな感じです!
ドライフードは開封した瞬間、匂いがするものですが、ほぼ無臭でした。
【動画】フリーズドライの状態で食べる猫
まずは水分を含まず、フリーズドライの状態で与えてみました。
フリーズドライなのでドライフードのようにカリカリという音はしません。
次に、水を含ませました。
水を含ませると量が増え、生食(ウェットフード)になります。
与え方:1袋分(10g)のフリーズドライに対し、30mlの水(37℃以下)を加えて、与えてください。はじめにほぐしておくと早く戻ります。
※生食の状態に戻すと40g分になり、体重約1.3kgの猫の1日分の給与量になります。

本当は15分くらい待たないといけないそうです。
猫が早く食べたそうだったので、すぐに与えてしまいました(笑)。
【動画】生食の状態で食べる猫
たぶん公式な与え方ではありませんが、完食してくれました。
完食以上に、水分を摂取してくれたことのほうが嬉しいですね。
猫はあまり水分を摂らない動物なので、ウェットフードを代用している飼い主さんも多いと思いますが、フィーラインナチュラルなら「水」を飲んでくれると思います。
食べるには水を飲まないといけなかっただけだニャ!
フィーラインナチュラルの基本情報
商品名 | チキン&ラムフィースト |
分類 | 総合栄養食 |
価格(税込) | 303円(10g) 2,420円(100g) 5,858円(320g) |
内容量 | 10g(水で戻すと40g) |
賞味期限 | 未開封:製造より2年 開封後:1〜2か月保存可 |
主原材料 | 鶏肉(人間食用の家禽から生産) |
カロリー | 485.7kcal/100g |
穀物類 | イモ類、豆類含め不使用 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
対象 | 全年齢 |
原産国 | ニュージーランド |
販売元 | 株式会社K9ナチュラルジャパン |
鶏肉(人間食用の家禽から生産される)、心臓(子羊)、腎臓(子羊)、肝臓(子羊)、血(子羊)、フラックスシードフレーク、ニュージーランド緑イ貝、乾燥昆布、タウリン、ビタミンE、酸化マグネシウム、プロティネイト亜鉛、プロティネイト銅、プロティネイトマンガン、ビタミンB1、ビタミンD3、葉酸
粗タンパク質 | 48.0%以上 |
脂質 | 31.0%以上 |
粗繊維 | 1.0%以下 |
粗灰分 | 9.0%以下 |
水分 | 8.0%以下 |
タウリン | 0.52%以上 |
代謝エネルギー | 485.7kcal/100g |
カルシウム | 1.9% |
リン | 1.5% |
カリウム | 0.8% |
ナトリウム | 0.39% |
マグネシウム | 0.1% |
αリノレン酸 | 0.41% |
フィーラインナチュラルの特徴
ニュージーランド産
大自然の中で育てられた肉
K9ナチュラルは大自然でラグビーの強い国、ニュージーランドで生まれました。
使用する肉類は自然豊かな大地で放牧されて育った羊、牛、鹿、鶏。人間食用の家畜・家禽を使い、サプリメント、抗生物質や成長ホルモン剤は一切使用していません。
ニュージーランドでは2019年3月現在、牛海綿状脳症(BSE)や口蹄疫(FMD)は発生しておらず、病死や衰弱した家畜・家禽、爪、尻尾など廃棄部分(4Dミート)も一切使用していません。
また、原材料は生産から製造まで、厳しい審査のもと管理されています。
新鮮な野菜やフルーツ
農業のイメージはあまりないですが、ニュージーランドでも農業が盛ん。フィーラインナチュラルには肉類だけでなく野菜とフルーツもニュージーランド産を使用しています。
ニュージーランドでは政府の管理基準が厳しく、農作物の質の高さは世界でもトップクラスらしいです。
野菜はブロッコリー、カリフラワー、カボチャ、キャベツなど、フルーツは洋梨、リンゴなどを使用しています。
使われるすべての野菜とフルーツはヒューマングレード(人間が食べられる品質)のものを使っています。
また、ニュージーランドの綺麗な海にのみ生息するニュージーランド緑イ貝も使っています。ビタミン、ミネラル、オメガ3脂肪酸、コンドロイチン、グルコサミンが含まれた自然栄養源です。
肉類99%以上
猫は肉食ということで肉類は99%以上使用と「ほぼ肉!」なのがフィーラインナチュラルです。
チキン&ラムフィーストの原材料
鶏肉(人間食用の家禽から生産される)、心臓(子羊)、腎臓(子羊)、肝臓(子羊)、血(子羊)、フラックスシードフレーク、ニュージーランド緑イ貝、乾燥昆布、タウリン、ビタミンE、酸化マグネシウム、プロティネイト亜鉛、プロティネイト銅、プロティネイトマンガン、ビタミンB1、ビタミンD3、葉酸
非加熱のフリーズドライ製法

栄養と美味しさを失わずに届けるため、非加熱のフリーズドライ製法でフィーラインナチュラルは作られています。
フリーズドライ製法は、
フリーズドライ製法は、凍結させた食品を真空状態に置き、水分を昇華させ乾燥させる技術。
出典:コスモスフードカンパニー
で、フリーズドライ製法により原材料の栄養と美味しさを逃すことなく、水分のみを抜くことが可能になりました。
また、K9ナチュラル社はフリーズドライ製法をするとき、調理熱が45℃以上にならないようにする「非加熱」フリーズドライ製法を採用しています。
非加熱にすることで原材料に含まれる栄養や美味しさをそのまま残すことが可能に。さらに栄養吸収を施す乳酸菌や酵素を殺さず、そのまま猫に届くようになっています。
さらに、フリーズドライ製法により水分を含んでいないので、長期保存(約2年)が可能となり、水さえあればペットの非常食としても活躍します。
穀物類&人工添加物不使用
猫は穀物類を消化するのが苦手で穀物アレルギーを引き起こす原因にもなるので、フィーランナチュラルは、カナガンやレガリエ
と同じくグレインフリー(穀物類不使用)です。
グレインフリーフードではよく穀物類の代わりに豆類や芋類を使用することもありますが、それらも含まれていない完全なグレインフリーです。
また、人工添加物も一切使用していません。
ニュージーランド産の高品質な肉から猫に必要な栄養素を摂取することができ、非加熱フリーズドライ製法により人工添加物を使用しなくても十分に美味しいフードに仕上がっています。
決して穀物類を使用したキャットフードがダメなことはありません。
猫が消化を苦手としているのは生の穀物類であり、使用されている穀物類は加熱処理が施されているので危険ではありません。
また、基本的にグレインフリーフードは肉の使用率が高く、高齢の猫や病気でたくさんの栄養を摂取してはいけない猫にとっては負担となります。
理想はグレインフリーと穀物類入りをバランスよく与えることだと思いますが、より自然の食事を与えたければグレインフリーのほうがいいでしょう。
フィーラインナチュラルの口コミや評判
ツイッターとインスタグラム
フィーラインナチュラルの
水で戻すカリカリ?カリカリなの??
食べてくださった😭😭😭😭😭#K9ナチュラル pic.twitter.com/kifiNidDgN— いくらちゃん (@ikuradangochan) December 27, 2019
トッピングしてるK9のフィーラインナチュラルを昨日からチキン&ベニソンに。サーモンより食いつき良いかもーヽ(´▽`)/ pic.twitter.com/jpvrC6gOVi
— しまこ (@miisuke_o) July 4, 2017
アマゾン
フィーラインナチュラルの価格
ドライフードでありウェットフードでもあるフィーランナチュラルを他のキャットフードと比較するのは難しいですが、ウェットフードとして比較してみます。
カナガン | 75g | 554円 |
フィーライン | 75g(換算) | 343円 |
金のだしカップ | 70g | 76円 |
フィーライン | 70g(換算) | 320円 |
グレインフリーのカナガン缶詰と比較すると安いですが、一般的な缶詰と比較すると4倍以上します。
【まとめ】フィーラインナチュラルはドライでありウェットフード
フィーラインナチュラルはドライフードであり、ウェットフードである珍しいキャットフードだと思います。
ほぐさずそのまま与えればドライフード、ほぐして与えれば鰹節みたいなふりかけ、水分を含ませればウェットフードと3つの食べ方ができます。
ドライからウェットになる時は増量するだけでなく、栄養素も4倍となります。何より水分をあまり摂取しない猫にはおすすめの一品です。
しかし、チキン味やグレインフリーが苦手な猫もいるので、無理に与える必要はありません。
まずは10g(300円)をお試しに買ってみて、食べたら100g、320gのを買うといいでしょう!
ちょっと高いですが…。