豆知識

国産のキャットフードは危険?【産地の記載があれば安心かも】

日本列島

なんでも国産やメイドインジャパンなら安全と思いがちですが、そうではありません。キャットフードだと最後の工程が行われた国が原産国となります。

つまり、ほとんどがタイで作られているにもかかわらず、最後のパッケージ梱包だけ日本で行われれば「原産国:日本」と原材料に記載されます。

なので「国産のキャットフードは危険」といわれることもあるのですが、結論から言うと、危険というより「本当に日本で製造されたか」を見極めるのが難しいという感じです。

この記事では、危険ではなさそうな国産キャットフードの見極め方などをご紹介します。

国産のキャットフードが危険といわれている理由

どこで製造しているか分からない

最終工程を日本で行えば「原産国:日本」なので、それまでどこで製造されているかが分かりません。

「原産国:日本」と原材料に記載があれば高確率で国産ですが、消費者としては調べようがないので心配です。

懐石zeppin日清の懐石zeppin(写真:アマゾン)

日清「懐石 zeppin」の原産国は日本。国産とパッケージ(右上)にありますし、日清は国内にたくさんの工場を持っているため最初から最後まで日本で行っていると思います。

消化によくない穀物類を使用

国産キャットフードの多くは(国産の)穀物類を使用しています。

猫は穀物類を消化するのが得意ではないので、昨今はグレインフリー(穀物類不使用)が人気(特に欧米諸国)になりつつあります。

穀物アレルギーを持つ猫にとっては、当然ですが、グレインフリーのキャットフードを与えなければいけません。

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産地を確認!危険ではない国産キャットフードの選び方

危険ではない国産キャットフードの選び方はずばり、原材料の産地がパッケージに記載、または公式サイトで説明されているかです。

産地を公開し、「国産です!」とあれば国産でしょう。そうでなければ、大嘘となり裁判沙汰になります。

例えば、レガリエ(国産グレインフリーのドライフード)は産地を全て公開しています。一部は海外の食材を使用していますが、大半は日本の食材です。

レガリエに使われている国産の食材

九州の鶏肉、金沢港でとれた魚、鶏レバー、牛肉(金沢産、ニュージーランド産、オーストラリア産)、サツマイモ、マグロオイル

レガリエの原材料(全て)

鶏肉(日本)、牛肉(日本、ニュージーランド、オーストラリア)、金沢港の旬の魚(日本)、鶏レバー(日本)、ジャガイモ(アメリカ)、サツマイモ(日本)、ヤシ粉末(フィリピン)、ひよこ豆(アメリカ)、カツオとマグロの魚粉(日本)、豚油かす(日本)、※タピオカ澱粉(タイ)、アルファルファ(アメリカ)、ひまわり油(日本)、ごまアラブ(日本)、りんご(日本)、トマト(日本)、醤油(日本)、マグロオイル(日本)、乳清(日本)、脱脂粉乳(日本)、カルシウム粉末(日本)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン、リジン)、グランベリー(アメリカ)、海草(ノルウェー)、フラクトオリゴ糖(日本)、乳酸菌(日本)、ビタミン類(B1、B2、パントテン酸、B6、B12、ナイアシン、葉酸、E、K)、ミネラル類(亜鉛、銅)

 

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国産と外国産キャットフードの違い

外国産は規制が厳しい

欧米諸国はペットフードに対する規制がかなり厳しいです。

欧州は「FEDIAF(欧州ペットフード工業界連合)」が厳しい基準を設けており、ヒューマングレード(人間が食べられる品質の食材)であることが義務。ドイツでは法律として「ヒューマングレードにするべし!」とあります。

アメリカだと「FAD(食品医薬品局)」「AAFCO(米国飼料検査官協会)」がペットフードに対する検査を実施。日本メーカーも「AAFCO」が定める基準を参考にし、ペットフードの製造を行っています。

日本は2009年に「愛玩動物用飼料の安全性の確保に関する法律(通称:ペットフード安全法)」が施行されましたが、欧米諸国と比べると規制はゆるゆるです。

一般的には国産のほうが安い

原価の安い穀物類を使用したキャットフードが多いので、国産は安いです。

しかし、国産グレインフリーと外国産グレインフリーを比べたら、国産グレインフリーの方が高いです。

イギリスのカナガンなどは全世界に向けて作る(つまり大量生産)のでコストを抑えられますが、国産グレインフリーは国内だけとターゲットが狭いのでコストを抑えるのが難しいです。

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おすすめの国産キャットフード【危険ではないですよ〜】

有名な国産のキャットフードを3つほど簡単にご紹介します。

注意点としては、大きな企業が製造しているわけではなく、小さな会社や個人が製造していることが多いので、急になくなることもあります…。

レガリエ

レガリエ
価格 6,028円(1.5kg)
第一原材料 鶏肉(九州産)
穀物類 なし
タンパク質 31%
脂質 15%
代謝エネルギー 372kcal/100g
販売元 オネストフード
公式サイト レガリエ

レガリエは獣医師との共同開発で生まれた自称「世界一」な品質を誇るドライフード。新鮮な生肉や生魚をたっぷり68.2%使用しています。

ねこひかり

ねこひかり
価格 2,480円(500g)
第一原材料 鶏肉(鹿児島県産)
穀物類 玄米、大麦、黄な粉、ハト麦、大豆、とうもろこし
タンパク質 32.4%
脂質 13.5%
代謝エネルギー 424kcal/100g
販売元 エレメント
公式サイト ねこひかり

鹿児島産の鶏肉や大分産の煮干しなど、人間が食べても美味しいと思える食材を使用。グレインフリーではありますが、粉末状にして腸への負担を減らす工夫がされています。

日本のみのり

日本のみのり
価格 1,188円(200g)
第一原材料 牛肉粉
穀物類 玄米(山形県)
タンパク質 50%
脂質 14%
代謝エネルギー 418kcal/100g
販売元 サンユー研究所
公式サイト 日本のみのり

玄米を炊き、肉や野菜をボイルするなど、手作り料理に近い方法で作られているのが、日本のみのりです。

玄米を使用しているのでグレインフリーではないですが、玄米は消化吸収が他の穀物類と比べれば良いほう、かつ、加熱処理されているのでアレルギーになるリスクは低いです。

国産のキャットフードは危険ではないが「本当に国産か」の見極めが難しい

国産のキャットフードは危険ではないですが、本当に日本で最初から最後まで作られたかを知るのは難しいです。

でも、一番大切なのは猫が食べるか、食べないか。国産でも外国産でも、食べてくれなければ意味がないですからね…。

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おすすめのグレインフリー
カナガンデンタルキャットフード
カナガンに、毎日食べることで口臭や歯垢、歯石付着が減少する効果が認められているデンタルバイツ(犬猫用おやつ)が混ぜられたのがカナガンデンタル。初回半額(期間限定)です。
 
商品名 カナガンデンタル
価格 4,960円(1.5kg)/330円(100g)
第一原材料 七面鳥
原産国 イギリス

食レポート公式サイト

おすすめのグレインフリー
purinaad
グレインフリーの中ではコスパ最強。ヒューマングレードとは説明されていませんが、新鮮な肉を使用しているとのこと。粒はハードとソフトの2種類が混ぜられています。
 
商品名 ピュリナワン グレインフリー(1歳以上)
価格 1,915円(1.6kg)/108円(100g)
第一原材料 チキン
原産国 アメリカ

食レポート公式サイト

おすすめのグレインフリー
平飼いチキン60%以上を使用しているカナガンの香料は強いですが、猫からすると「いい香り」。本国イギリスではスーパーなどで買えます。
 
商品名 カナガン
価格 3,960円(1.5kg)/264円(100g)
第一原材料 乾燥チキン
原産国 イギリス

食レポート公式サイト

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