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TNR、地域猫とは? 湯処じんのびの女将は保護猫を番頭に

お風呂場にいる猫

「猫が番頭さん、一緒にゆっくり、のんびり 猫好きが集う銭湯は楽園だった」というニュースを読みました。

 東京都足立区西新井にある銭湯「湯処じんのび」の女将、田中花子さんは小さい頃から動物が好きで、犬猫が捨てられていたら保護し、今では猫が番頭を務めているという内容ですが、

多い時には家におよそ25匹の猫がいたというが、まだ「TNR」という言葉もない時代から、田中さんは野良猫をエサで釣って捕まえては不妊手術をして、地域の野良猫が増えないよう気を配った。「そんなたいそうなことではない」と笑うが、いわば地域猫活動の草分け的存在だ。

出典:ヤフーニュース(sippo)

 しれっと「TNR」という言葉が出てきて「?」だったので調べてみました。

TNR活動とは?

 TNRは「不幸な野良猫を増やさないようにしよう」という活動です。

 Trap(トラップ):捕獲

 Neuter(ニューター):去勢・避妊手術

 Return(リターン):元の場所へ帰す

 公園で気持ち良さそうに寝ている野良猫をみて「いいなぁ」と感じる方もいると思いますが、ほとんどの野良猫は過酷な毎日を過ごしています。

 最低限、餌があればいいのですが、人間からもらう以外だとネズミを捕まえるくらいしかありません。

 なので野良猫の平均寿命は3〜4年と言われています(室内飼いの猫は約13年)。

 また、1ペア(オス・メス)から1年で20〜30匹という野良猫が生まれ、この不幸の連鎖はずっと続きます。この連鎖をストップするためにTNR活動は欠かせません。

 トラップを仕掛けて野良猫を捕獲し、去勢・避妊手術をすれば繁殖は止まります。また、発情や出産のストレスもなくなり、エイズなどの感染症の予防にもなります。

 

TNR活動をして野良猫を地域猫にしよう

 TNR活動によってサポートされている猫が地域猫。簡単に説明すると野良猫はいらない存在なのです。

「鳴き声がうるさい!」「庭にオシッコやウンチをされた!」と猫嫌いは野良猫はいらない!と考えます。

 一方で、猫好きは「可哀想だな」「フードをあげたいな」「去勢・避妊手術をしてあげたい」「屋根のあるところで過ごして欲しい」と不幸な野良猫はいらないと思います。

 理由は違えど野良猫はいらないというのは同じ。これを解決するためにTNR活動をするのです。

 ここで重要なのが「R(元の場所へ戻す)」です。

 本当に元の場所へ戻すかは自由ですが、その場所に餌を置きましょう。でなければ不幸な野良猫のまま人生を終えてしまいます。

 しかし「餌を片付けない」「オシッコやウンチを掃除しない」など猫嫌いさんから文句を言われたらダメなので、そこは地域として管理しなければなりません。

TNRされた大半の猫は耳が少しカットされています。麻酔をかけてカットするので痛みはないです。

その理由は、去勢・避妊手術済なのに再び確保するのは可哀想、地域猫と分かる、野良猫を見つけやすいからです。

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