英語

ゆりやんレトリィバァは英語がペラペラ?【発音はアメリカン】

驚く女性

2019年6月、芸人のゆりやんレトリィバァさんがアメリカの人気オーディション番組「America's Got Talent」に出演し、大きな?話題を呼びました。

パフォーマンスはよしとして、審査員4人とのやりとりが英語で出来ていることに驚かれた方も多いのではないでしょうか。

ところどころアドリブぽくないところはありますが、ほとんどはその場、その場でしっかり返して、笑いもとっていました。

本当にペラペラではないにしても、ゆりやんさんは「英語を話せるレベル」なことには間違いありません。

発音もよく「レトリィバァ」をしっかりネイティブに伝わるよう発音することができています。

ゆりやんさんの英語力が高い理由について、この記事で詳しくご紹介します。

ゆりやんレトリィバァの発音は日本人ぽくない【英語がペラペラな雰囲気MAX】

子供の頃から英語に触れていた

ゆりやんさんの発音がアメリカン(日本人ぽくない)なのは子供の頃から英語に触れていたから。

大好きな映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をテーマに、スピーチコンテストに参加した(中学3年生時)経験があり、お姉さんの影響で洋楽にハマったようです。

「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は昔から大好きで、中学生のときは毎日DVDを観ていたぐらいでした。この映画でアメリカを知り、英語っていいなと思ったんです。そこからはいろいろな映画に触れて、ファッションや文化などアメリカのカルチャー全般に興味を持つようになりました」。

出典:English Style

子供の頃に英語のシャワーを浴びていると、ネイティブレベルの発音を身につけられるという研究結果があり、年齢的には6歳から12歳までにたくさん英語に触れると良いそうです。

これらの見解は、いずれも発音面に関しては目標言語に触れた時間、すなわち、第二言語環境における滞在時間(length of stay)よりも、その環境で言語学習を始めた年齢(age at arrival)のほうが、習得結果を左右するとし、臨界期の存在を肯定していると言える。
その具体的な年齢については、6 歳(Asher & Garcia 1969)まで、という説や 12 歳前後(Oyama 1976; Scovel 1988)など研究者によって幅がある。

出典:第二言語習得研究からみた発音習得とその可能性についての一考察

耳がいい

ものまね芸人さんと同じく、ゆりやんさんは「耳がいい」と思います。

子供の頃から英語に触れていたことに加え、耳がいいので日本語も英語みたいに話せるのでしょう(笑)。

「めちゃくちゃ充電器借りに来る」を英語風に言っていますが、これは発音向上にはものすごく良い方法です。

日本語は「舌を巻く」ことがなので、無理やり舌を巻きながら日本語を話すのは英語の発音を良くする上で、効果的な練習方法だと思います。

ヒラリー・クリントンのものまねで一時、有名となった石井てる美さんの「言いづらいことを英語っぽく言う」というネタです。これもかなり参考になります。

石井さんは東京大学、大学院を卒業して、外資系コンサルのマッキンゼーに勤めていた経験があります。また、TOEIC満点、英検1級などネタではなく普通に英語がペラペラです。

女優の川口春奈さんは最近、YouTubeチャンネルを立ち上げ、英会話企画に挑戦中。川口産も耳がいいのか発音が「もろ日本人」という感じではありません。

なので、小さい頃に英語のシャワーを浴びていなくても、耳が良ければけっこう発音は良くなるかもです。

ものまねをしていた

「耳がいい」のと共通していますが、ゆりやんさんは高校のとき、アメリカに留学していた友人が「oh my god」を大袈裟に言うのを聞いて、ツッコミながらもモノマネをしていたそうです。

その女性は京都生まれの京都育ちながら、高校のときに1年間アメリカに留学していたという。「たった1年ですよ。それなのに『アメリカに帰りたい』が口癖なんです(笑)。しかもなにかあると『オーマイガー』って大げさに驚いたり、目が合ったとき『オー!』みたいなリアクションしたり…。『なに言ってんねん!』って突っ込みどころ満載だったのですが、それが私にはツボで、だんだん真似するようになっていきましたね」。

出典:English Style

ものまねは楽しくできるシャドーイング(英語を聞き、それを真似して発音する通訳訓練法)なので、ナチュラルな発音が身についたのだと思います。

ものまねが得意な人は大人になってから英語学習を始めても、ネイティブのような発音を身につけられる可能性は大いにありますね。

ゆりやんレトリィバァの英語がペラペラに聞こえる…【発音が綺麗なのは映画のおかげ?】

映画を見るだけで英語を話せるようにはなりませんが、ゆりやんさんは(予想ですが)全てのシーンを事細かに説明できて、セリフも覚えているくらい見ていたのだと思います。

博士と一緒にセリフを発したり、映画で覚えたセリフを日常的に使ってみたりと楽しみながら、ゆりやさんは英会話力を身につけていると思います。

また、シーン(映像)があるので「こういう時に、このセリフをいうんだなぁ」と理解できるので「映画を見る」を極めれば英語力の向上に繋がります。

ゆりやんレトリィバァは難しい英語を使っていない【それこそペラペラ&発音向上の近道】

ゆりやんさんの英語力は高いと思うのですが、その「高い」は決して文法が完璧だとか、語彙力があるということではありません。

語彙力や文法を完璧にマスターしていても話せない人は話せません。こういう人は「英語力が高い」といえるのでしょうか?

荒削りな英語でも欧米諸国で堂々と(時には身振り手振りも交えながら)現地の人たちと会話ができるほうが「英語力が高い」ということだと思います。

ゆりやんさんは難しい英語を使っておらず、中学で習ったレベルの英語を上手くつかっています。

日常会話なら中学レベルの英語力があれば十分なのです。それをゆりやんさんは理解しているのでしょう。

中学生レベルでも英語を話せるようになる方法中学生レベルの英語力で英語を話すことは十分に可能です。中学校で習う文法をマスターすれば日常会話なら余裕。もちろんめちゃくちゃ勉強する必要はあります。しかし、日常会話はシンプルな文法や簡単な言葉が使われていることがほとんどなのです。...

ゆりやさんはあくまで芸人で、国連でスピーチをするような人ではありません。「自分のことを伝えたい」という思いが強いので、簡単な英語でしっかり伝えようとしているのだと思います。

「謙遜でもなく、本当に英語のスキルはそれほどあるとは思っていません。私がしゃべっている言葉って中学で習ったことばかり。ただ、英語に憧れる気持ちと、自分の思いを伝えたいという気持ち、そして相手の思っていることを知りたいという気持ちだけは、人一倍強いと思います」

出典:English Style

ゆりやんさんは英語というよりグロービッシュを習得している感じに近いと思います。

グロービッシュ(Global English)とは「英語をネイティブとしない人たちのための英語」を指します。

ゆりやんレトリィバァの英語的な考えがウケた

ダンスがウケた理由は説明不要ですが、審査員とのやりとりで笑いを取れたのは立派だと思います。

もちろん「こういう質問されるかな?」と、いくつかの回答は用意していたと思いますが、名前の由来を説明したり、不合格な理由を聞くなど審査員と会話ができています。

ダンス前の会話で笑いを取った内容↓

審査員:なんで名前がレトリーバーなの?

ゆりやん:ゴールデンレトリバーって知ってる? 私は猫を飼っているの。

審査員:それって関係あるの?

ゆりやん:その猫の名前がレトリーバーなの。

審査員&会場:(笑い)

これは完全にアメリカでウケるジョーク。日本人からしたら面白くないですが、アメリカではトンチ系でけっこう笑うという文化があります。

例えば、「That's what she said」というジョークがあります。これは下ネタなのですが、直訳すると「それは彼女が(ベッドの上で)言っていたこと」という意味。

誰かが「I had a meeting. It was so long」と言ったら「That's what she said(『長い』ってそれは彼女が言っていたことだぜ」とすぐさま言って、茶化します。

日本人的には面白くないですが、アメリカ的には大爆笑です。「That's what she said」の使い方は下記動画をご覧ください。

アメリカは漫才やコントではなく、マイク一つで笑いを取るスタンダップコメディがメインなので、言葉遊びやトンチがきくと笑いが沸きます。ゆりやんさんも理解した上で用意してきたネタだと思います。

「なんかスタンドアップコメディってつまらない」と感じている方は上記2本をぜひご覧ください。

特に日本人のRio Koikeさんのは自虐ネタもあり、かなり面白いです。アジア人という特徴を利用して、アメリカの文化と混ぜて笑いを取るという高等技術です。

「英語がペラペラ」=ゆりやんレトリィバァみたいに恥ずかしがらないこと

ゆりやさんの最も良いところは、恥ずかしがっていないところです。

水着で踊れるくらいですから、英語を話すなんてどうってことないんでしょうけど(笑)。

本当に簡単な英語でいいので、思いっきり、とりあえず発してみるのが英会話力を身につける近道なのかもしれません。

グロービッシュとは?【英語との違いは究極の簡略化にあり】フランス人のジャンさんが提唱しているグロービッシュをご存知ですか。グロービッシュは非ネイティブ同士が使う英語のことで中学校レベルの文法と単語を使用して会話をするという「新しい言語(英語)」。単語の数でいえば約1500語、期間だと1年くらいで身につけることも可能なこのグロービッシュについて詳しくご説明します。...
こちらの記事もおすすめ

sorry...